上場企業及びIPO準備会社が対応を求められる金融商品取引法(J-SOX)の内部統制監査のアウトソーシングサービスを提供しております。
”うみもと公認会計士事務所”はITに精通した公認会計士によるサービスを提供しており、ITの重要性が高まっている状況下において、本質的な財務報告に係るリスクに対応する事が可能となっております。
本サービスを利用する理由
2009年にJ-SOXが導入されて以降、人手不足やテクノロジーの発達によりビジネスの中でITの広範囲かつ高度な利活用が進んでいる状況です。このため、以下に挙げる理由から、内部統制監査の対応をアウトソーシングする企業が増加しております。
- 内部統制監査の対応には一時的に人材を要することがあり、正社員を登用すると閑散期に余力を持て余してしまいコストに無駄が多いと感じている。
- 内部統制導入時に作成した業務記述書やRCMの更新に際して、自社では再整備が難しく、形式的な対応を続けており、無駄なことを実施していると感じている。
- ITツール、RPAの利用が進んでいるが、依然として手作業における内部統制に依存しており、ビジネス上重要なITのリスクに対応していない意味のない検証に多くの時間を要していると感じている。
- M&Aや子会社設立等のイベントが生じ、内部監査部門のリソースだけでは対応できないため、一時的に高度な知見を有した人材を確保したいと感じている。
以上の様に、理由は様々ですが、制度開始から10年以上経過したことで、体制及び対応を見直しを進めている状況をお聞きします。
上場会社向けサービス
自社の内部監査について、毎期同様の手続を実施しているだけで実効性のない手続きを実施していると感じられていませんか?
”うみもと公認会計士事務所”はJ-SOXの対応経験豊富な、ITに精通した公認会計士が直接対応いたします。企業様の内部統制監査対応メンバーとして、全体もしくはその一部分のアウトソーシングいたします。
また、ITリスクに対応した内部統制の検証のサポートやITを利用した業務改善等のコンサルティング等のセットでのご依頼も受けております。
IPO準備会社向けサービス
IPO準備会社の場合、内部統制監査は上場後最初に到来する事業年度末から適用されることになります(ただし、大会社でない場合には上場後2期は監査は免除)。また、内部監査の準備期間も考慮すると、IPO準備会社は、最低でもN-1期前には体制の構築、制度の理解を進めてくことが望まれます。
”うみもと公認会計士事務所”ではIPOに向けたJ-SOX対応、各種監査のIT人材の不足を公認会計士・システム監査技術者が体制の整備から、RCM等の3点セットの作成、上場後の運営に向けたサポート可能です。
- 主なサービスの内容
- 内部監査室担当者の上場までの準備期間における他メンバー教育・体制構築支援
- 内部統制監査の計画立案、ドライラン支援/代行
- 内部統制監査に必要なツール(RCM)の作成支援
- 会計監査人からの指摘事項への対応
なお、各種ツールを導入して終わりではなく、上場してからの効率的な運用まで継続してご支援も可能です。
特に、会計監査人の独立性を確保する規制が強化されるトレンドであることから、会計監査人によるアドバイザリー業務にも支援が困難になりつつあります。その点、当事務所が会計監査人ではない立場で関与する場合には、お客様に寄り添って支援することができるため、より深度あるサービスが可能となります。